医療ミステリー『天久鷹央の推理カルテ』のコミカライズ1巻『天久鷹央の推理カルテ スフィアの死天使』です。
天久鷹央のキャラクター性が強い。彼女がしっかりと物語の中心に屹立していて、彼女の存在が物語をけん引している力を感じる。
空気が読めない、慣用句が通じないなどの短所が、一般的な偏見を有してないという長所になり、粗相目的っぽい患者の親族に対して的確な診断できたりと、常識人である小鳥遊との対比が彼女の特別性をわかりやすくしており、宗教とSFが混在したような事件とうまくマッチしています。
1巻ではまだ事件の始まりまでの収録なので、ここからどう展開し、鷹央がどう解決するのか、非常に楽しみです!






