【ラノベ感想】俺はまだ恋に落ちていない ４巻

第３回 ＧＡ文庫大賞・期待賞 受賞作「恋のなんたるかを教えてやろうじゃないの」が文庫化した「俺はまだ恋に落ちていない」シリーズも４巻で完結いたしました。
本屋で最初見かけたときは表紙を見て「え！？こんな２人幸せになるようなエピソードあるの？表紙詐欺？いや、この大団円っぽいイラストは、、、」
覚悟して裏表紙を見たら、やはり完結とのこと。好きなシリーズが終わる時、しかもおそらく打ち切りのような、作者の望まない形で終わるときの感覚って何作体験しても、まだ慣れないですね。
このシリーズは、最近のライトノベルにしては牧歌的というか素朴な感じで
流行の「流行った味付けと同じ味のもっと味の濃いやつ」って感じがしない
珍しい作品でした。それゆえに好きだったんです。愛子さんのかわいらしい一面も今回見れたし、他のキャラクターとの関係も「これからっ！」っていうところで終わってしまうのは非常に残念です。あとがきによると、高木幸一先生はまた「青春ラブコメ」書くそうなんで期待しています。