ジャンプ＋配信の、新たな漫画家物語『来見沢善彦の愚行』単行本1巻が発売されました。第一話から五話まで収録。
メインの秘密をどこまで引っ張るんだと思ったら意外と早いところで担当編集にバレてしまう。しかし次のエピソードが好きすぎて、そこら辺のお約束感は吹き飛んでしまった。現代じゃなくて漫画雑誌黎明期だからこそ成立する感じがして、時代設定が上手い。
マンガ雑誌の黎明期を切り取ったような熱と才能、善性をたっぷりと味わうことのできる名作。ここからどういう方向性に話が膨らんでいくのか非常に楽しみ。
漫画感想／来見沢善彦の愚行 1巻（ときわ四葩）