橋本紡「僕は書くのをやめるかもしれない。廃業するかもしれない。」





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■橋本紡オフィシャルblog:転がる石のように。【http://nekodorobo.exblog.jp/20279928/】
『半分の月がのぼる空』などで有名な作家の橋本紡さんが
作家廃業をほのめかす発言をblogに書いています。
以下、blogの記事から一部抜粋。

>僕は書くのをやめるかもしれない。廃業するかもしれない。
>率直に行こう。エンタメ小説は終わった。
>ビジネスとしては。だいたい、三年ほど前かな。
>ちゃんと書いておくけれど、芸術としての文学は意味を失っていないし、
>そもそも人がなにかを創るということに終わりはない。
>エンタメ小説が終わったと書くのは、あくまでもビジネスに限定したことだ。
>僕が知るかぎり、ここ三年ほどのあいだに出た作家の中で、
>大卒サラリーマン以上の年収を継続的に得られている人はわずかしかいない。
>いくつかの作品がヒットすることはあるし、けっこうな収入になるけれど、それが続くことは稀だ。
>執筆だけで人並みの生活を送ることは、もう不可能なのではないか。
>先のことは、まだ決めていない。
>小説を書くこと自体は好きなので、だらだらと書き続けるかもしれないし、
>あっさりやめてしまうかもしれない。わからない。
>そしてね、わからないというのは、すばらしいことなのだと思う。

橋本先生の思いは引用しきれません。
是非、blogの本記事を読んでいただきたいと思います。
先生の文章から読み取るに
一部の大人気作の作家以外、食えなくなっている。
現状はどんどん悪くなってきている、
というのは間違いないように思えます。
悲しいですが、ラノベや出版を取りまく
一事情として理解したいと思います。





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