漫画感想/金魚妻 3巻(黒澤R)

 

様々な人妻が一線を越えるセクシーオムニバス『金魚妻』3巻が発売されました。「風水妻」「登山妻」「出前妻2」「金魚妻3」の4編が収録されています。

人妻は皆悩みを抱えています。旦那のこと、家族のこと、過去のこと、自分のこと。様々な葛藤を抱えて、もし同じような境遇の男性に出会ったらどうなってしまうのか。タイミング、運命のいたずら、なんとでも言い訳はできます。人と人の複雑なつながりを感じられるオムニバス短編集です。

セクシーなシーンがメインではないですが、人物のバックボーンやシチュエーションが表現するインモラルさ、や生々しさがとても魅力的です。「妻はなぜ、一線を越えたのか?」というサブタイトルは本作の魅力を的確に表現しています。行為そのものがセクシーなのではなく、なぜそこに至ったのかという物語が私たちをそそり立たせるのではないでしょうか。本作は、彼女たちのバックボーンが巧みな構成で描かれており、それが人妻たちの魅力につながっています。シンプルに柔らかい線で構成された人妻たちが魅せてくれる肢体が艶めかしく、物語を彩ります。物語と絵の相乗効果がとても素敵な作風です。

個人的に好きなのはタイトルにもなっている「金魚妻」です。物語の小道具であるはず金魚がとてもうまく使われています。あとがきおまけ漫画にもありますが「金魚飼いたくなりました」という気持ちわかります。

 

チラシ裏のコーナー
今日はグランドジャンプコミックス発売日なので、『不倫食堂』と人妻ものが被る。大人向けで人妻もの増えたように見えるけど、自分が好きになったので、目に留まりやすくなってるだけかもしれない。
One comment to “漫画感想/金魚妻 3巻(黒澤R)”
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