ゲーム好きのキャラクターが織りなす恋愛模様。
ほのぼの恋愛4コマ漫画「ちいさいお姉さん」がついに完結しました。
ここ最近は、2巻まとめての刊行が続いていましたが
今回も11巻・12巻の同時発売という大ボリューム!
ひとつひとつのエピソードの積み重ねが
各キャラクターの関係性の移り変わりを表現していて
とても味わい深いです。
かわいいキャラクターに、ほのぼの中心の展開が多いのですが
キャラクター各々が真剣に恋愛や相手のことを考えています。
そして、しっかりとした答えを出す、というのが
ハーレム主流の今のラブコメとは一線を画しているところです。
作画が非常に細やかでかわいらしいのに
内容はどこか影があるような恋愛劇。
一見ミスマッチに見えますが、
この相互効果があり、
軽すぎず、重すぎない読後感をひきだしています。
最後の灯(あかり)の「告白」も
ゲームを否定するものではなく、
今までの生き方を否定するものではなく、
これからの繋がるような、
ゲーム好きの読者を光に照らす様な印象を受けました。
「ちいさいお姉さん」は完結しましたが
電撃PSでは続編となる「ちいさい奥さん」が連載中です。
こちらも単行本化が楽しみです^^