【漫画感想】恋と軍艦 8巻(西 炯子)





【PR】本ブログはアフリエイト広告を利用しています
  

 

なかよしで連載されていた「恋と軍艦」の最終巻が発売されました。主人公香菜と若き町長を中心とした様々な恋愛模様。年齢、性別、立場を越えていろいろな感情が渦巻きます。恋愛模様だけでなく小さい島という地域での政治、異性愛と同性愛、などとてもティーン向けとは思えないほど多くの要素を取り入れた作品です。
でもわかりにくいほど複雑にはならず要点を押さえたシンプルな描写や
主人公香菜の人物設計など、わかりやすくなるように心がけて作られています。
最終巻、8巻ではいままでも何度も自分の恋心に気付かず
その正体に悩んできた香菜がついに自覚します。そのあたりの心情描写や、的確に導いてくれる大人の立ち位置が素晴らしいです!!後日談を描いた【アナザー】も収録されており香菜たちが生きていく道をすっきり読者に示してくれています。
変にほのめかす表現に飽きているので、ド直球な回答には感動しました。
大人も楽しめると同時に、小学生くらいのお子さんに是非読んでほしい作品です。
こういう素晴らしい漫画で、恋を成長を学んでほしいですね。





コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です