漫画感想/天そぞろ 1巻(北崎拓・あかほり悟)





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 安政七年(1860年)、黒船来航から8年後の江戸。売れない浮世絵師の源吾は千里眼を持つという 謎の女・楓と出会って、ある絵の執筆を依頼される…彼女が描いて欲しいというのは、幕末を揺るがす大事件「桜田門外の変」であった! 彼女の目的とは一体なんなのか!?

あの あかほりさとる(今作では「悟」名義)と北崎拓がタッグを組む。このニュースは、連載発表当時だいぶ話題になりました。90年代アニメブームで異常な量の脚本をこなし大人気深夜アニメを量産、ゲーム業界でも「サクラ大戦」や「らいむいろ戦記譚」などの原作を手掛けたあの、あかほりさとる。江戸の浮世絵師 源吾と現代から飛ばされた女性 楓とのラブストーリーですが今後の展開が全然読めません。まだまだ舞台設定の説明や展開の始まりでしかないのですがこの不思議な設定からどう物語が転がっていくのか。そして、同時発売の『ますらお』でも十分に魅せてくれた北崎先生の圧倒的な画力。

「桜田門外の変」という殺伐とした殺し合いに説得力を持たせる絵の力、そしてモチーフでもある浮世絵など北崎先生にしか表現できない非常に力を持った迫力のある絵です。あかほり先生によるいままでにないふしぎな物語と、北崎先生による絵の力。このマッチングがこの作品の面白いところです。ふたつの相乗効果で2巻以降、さらに面白くなるのではと期待しています。

 





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