2巻の主役は野田一史。加治の夫。加治の元担当編集。「作家との心の距離に敏感な人」
●関連記事
2巻クライマックスの会話は、もしかして最初で最後の、血の通った言葉のやりとりだったのかもしれません。どこからかすれ違っていた2人。もしかして最初からだったのかもしれない。永遠に消えない光に見えた日から。
加治と小出の大阪ホスト編は、普通の面白かったです。これがなかったら息が詰まってしまう。大阪にはこれからも行くことになるでしょうから、ホストたちとのやり取りもまだまだあるかもしれませんね。あと時計。
正直、これからどういう方向に進んでいくのか全く見当がつきません。彼の残した足跡を追い、その果てに何を見出すのか。ただただ3巻を待ちたいと思います。