漫画感想/高機動無職ニーテンベルグ 5巻(青木ハヤト)





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駆けよ無職!無職と社畜の戦いを描く超異色SFバトル『高機動無職ニーテンベルグ』の最終5巻が発売されました。

かっこいいメカやしっかりしたSF世界観と、ラフな作画のキャラやギャグっぽいネーミングが変な味わいを生み出している本作。無職の自由と社畜の矜持を賭けた戦いもついに佳境です。どこか見たことのあるようなイノベーション大好きおじさんや、どんどん出てくる新しいメカなど見どころ満載です。ただ、ラストにむけてストーリーを進めるのに忙しいのか、富野台詞パロやワーカホリック・クーリアの活躍が少なかったのが残念ですね。作者の青木先生がガンダム好きなのが伝わってくる作品で、終わってしまうのが惜しいです。もっと続いたら、あの展開くるかな、あの台詞あるかなとか想像するとまだまだ楽しめます。カバー裏にもしっかりネタが仕込まれているので、是非見てください。

ニート・無職ネタはありふれたものになってしまいましたが、SFと組み合わせるとこんなにおもしろくなるんだと発見させてくれた作品です。設定の組み合わせ、まだまだ漫画の可能性を感じる一冊でした。

 





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