『ぼくたちは勉強ができない』を読んでほしい3つの理由

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週刊少年ジャンプの好評連載中の『ぼくたちは勉強ができない』の1巻が発売されました。ジャンプ+で『ニセコイ』のスピンオフ作品『マジカルパティシエ小咲ちゃん』を連載していた筒井大志先生が、満を持してジャンプ本誌で連載を開始作品した作品です。1巻には、問1「天才と[x]は表裏一体である」から問7「かくして天才どもは[x]を楽しむ」まで収録されています。
個人的に大好きな作品なんですが、ここ数週、ジャンプ本誌の掲載順が後半に配置されることが多いです。『ゆらぎ荘の幽奈さん』という強力なライバルもいますし、同じく大好きだった『背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~』が連載終了してしまうということが最近あり、僕勉の魅力を紹介したいと思います。間口が広く、漫画好きの方に読んでいただければきっと人気あがるはず!というわけで、『ぼくたちは勉強ができない』を読んでほしい3つの理由 です。

1、ド直球ストレートラブコメ

家庭の事情でエリート特別VIP推薦を狙っている主人公唯我成幸は、推薦の条件として学園の有名人2人の教育係を命じられる。2人は理系と文系のスペシャリストでありながら、逆の大学進学を志望している。不得意分野は全くできない2人との教育係として奔走する日々が始まった!?
あらすじから匂い立つ、紛う方なきラブコメのかおり。ラノベで定番の「勉強ができる主人公」と「落第生ヒロイン」設定を、ラブコメ風にアレンジしたわかりやすい内容。ジャンプラブコメの流れを汲みながらも新しいものを取り入れており、決して古くない。奇を衒った内容ではなく、安心して読めるラブコメの優等生みたいな作風です。ド直球なラブコメは、作者の圧倒的なラブコメ力(ぢから)がないと描けないものです。読者が考えていることを理解し、読者を裏切らない形で、その上を超えていくのは、ラブコメというある程度形が決まったジャンルで表現するのは決して楽なことではありません。しかし筒井先生には『マジカルパティシエ小咲ちゃん』で、培ったラブコメ力があります。ラブコメ好きが読まない道理がない!?

2、ヒロインが超絶かわいい

●緒方理珠 『機械仕掛けの親指姫』
茶髪ショート、身長143㌢だが意外と胸がある、クールで口数少ない、アナログゲームが好き、実家うどん屋
個人的ポイント:だんだん小動物が懐いてくる感じ
●古橋文乃 『文学の森の眠り姫』
黒髪ロング、スレンダー、天然気味で情緒豊かな毒舌、家族関係が複雑?
個人的ポイント:口元がゆるい、胸の話題を察する能力
●武本うるか 『白銀の漆黒人魚姫』
ミディアム、色黒、水泳部で未来のオリンピック候補、元気あふれる妄想癖、中学時代から主人公のことを?
個人的ポイント:行動も気持ちも先走ってしまう暴走っぷり
属性だけ抜粋した形になりましたが、あとは筒井先生の確かな表現力で描かれた3人を見てください!このブログでは、漫画内の絵を引用しないルールでやってますが、とにかく絵を見ろ!絵を! 絵がかわいいんだよ。筒井先生の作画の前には文章なんか意味を持たないんだよ!

3、各話サブタイトルの謎

問1「天才と[x]は表裏一体である」、問2「天才の憧憬は[x]である」などサブタイトルに毎回[x]が使われています。数学において[x]とはなんであるか求める対象であり、これらのサブタイトルにおいても、この[x]に入るものはなんであるか考えながら読むのも面白いかもしれません。問1.であれば「天才と[馬鹿]は表裏一体である」とかそんな感じに。また、今後この遊びがどのように使われるかを考えるとワクワクしてきます。
ラブコメにおける一番の難問は「最後に選ばれるヒロインは?」です。様々な途中式、解答法がありますが、最後の答え「どちらのヒロインが選ばれるのか」これでラブコメの点数が決まるといっても過言ではありません。この答えが提示される、物語が佳境に迫ったとき、このサブタイトル[x]を使って、この問題が出されたら、、、という妄想を肴に良い酒が飲めそうです。まだ全然予想するには材料が足りませんが、いま現在から後半に使われそうなサブタイ予想するのも楽しいです。想像は自由!!
ニセコイというジャンプ史上最長のラブコメが終わったあとに、そのスピンオフを描かれていた筒井先生が送る新しいラブコメ。2巻以降収録予定分では、すでに新しいヒロイン?も登場し、唯我の周りますます大変なことに! 早くも8月に2巻が発売されます。漫画好きなら、ラブコメ好きなら僕勉を読まないのはもったいない!まだ間に合います。是非1巻を手に取って、ジャンプ本誌でも追いかけてみてください。