映画感想/ブレイブ -群青戦記- 





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部活vs戦国武将!?話題作『ブレイブ -群青戦記-』を見てきました。ノーチェックだったのですが、シンエヴァ前の予告で見つけちゃいました。部活別の特性を生かして戦うのが大好きなんですよ。ゲーム『あすか120%』みたいに、各部を拡大解釈して無理矢理戦う感じが。アメフト部が敵陣にタックルしたり、野球部が改造ボール?を打ち込んだり、明らかに性格悪そうな科学部がなんか暗躍してるのが予告で見えて、これめちゃくちゃ大好きなやつだ!と大興奮して、見に行くことにしたわけです。そのあと公式HPで、フェンシングがナルシスト、アメフトと空手が脳みそ少なさそうなのを発見して、もう大喜びですよ。

 

トンチキ部活バトル、俺たち部活の大勝利!!みたいなのを想像して見に行って、開始15分で学園が蹂躙され、百人単位で死んでゆく生徒たちを見て、ちょっと面喰いました。聞いてたのと違うぞ!!!!

 

乱戦後に野球部はバット振り回したり普通の硬球を投げて防戦します。雑兵の練度も低く、なんとか時間稼ぎしていますが、ついには壁際に追い込まれ「駄目だ、もう投げらんねぇ!」と大ピンチ。織田兵の槍が迫ります。こちらは一流の高校生アスリートですが、槍に刺されると死んでしまいます。このギャップ、シリアスな笑いなのか、高校生が死んでしまうのが結構真面目につらいので、笑っていいものか、非常に迷いながら見ていました。開幕大量に人が死に、恐怖におびえる一方「練習を思い出せ!」「俺たち一流のアスリート!」「アメフトは前進あるのみ!」「全身凶器!」など、面白部活ワード(マインド)が飛び出すので、まじでどっちで見ていいのかわかりません。その面白部活マインドは、雑魚兵士にも通用せず、悲しくも惨殺されてしまうのですが。直接描写はないですが、女の子が犯されて殺されたという話も出てくるので、そういうのに耐性ない人は辛いかも。

サッカー部やテニス部はやられてしまったのか。原作漫画『群青戦記』の方だと、卓球部や体操部など他の部活動も活躍するみたいです。映画では語られなかったバックボーンも漫画の方では掘り下げられているようなので、これから読みたいと思っています。正直、不破はテンプレート的なヤバい奴というキャラに見えてしまって、もうちょっと動機が知りたかったなーという感じがするので。

 

あと、大変申し訳ない話なのですが、俳優さんに疎くて三浦春馬さんの顔を存じませんでした。しかし今回の徳川家康役でしっかり覚えました。徳川家康の振る舞いやセリフ回しなどが本当に格好良くて、どんな役者さんなのかなと調べて出会ったのが初認識。残念ながらこれから出演作品が増えることはないのですが、今後彼の出演した映像をもっと見たいなと思う、素晴らしい演技、存在感でした。

自分みたいな期待の仕方で行くと、期待外れになるかもしれませんが、意外と楽しめました。主役級の演者さんたちの迫真の演技や絵作りがカッコよく、ラストもこうなるんだろうなぁと予想できた結末でも、それでも感動させられました。若さ、青春を詰め込んだ作品。旬なうちにぜひご堪能ください。





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