漫画感想/古見さんは、コミュ症です。21巻(オダトモヒト)





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ついにアニメ化が発表された『古見さんは、コミュ症です。』21巻が発売されました。コミュ270からコミュ284まで収録されています。

21巻は、年末年始とアメリカ修学旅行のエピソードが主に描かれています。古見さんと万場木さんの恋の行方はお休みで、心温まるエピソード&ギャグ多めです。年末年始の過ごし方や新年のあいさつは各人様々な個性が出ていていいですよね。同じ状況・イベントでも違う行動してしまうというのが本作の個性の描かれ方で、それでもみんな許容しあって仲良し、というのがまた素晴らしい。伊調やなじみの無茶ぶりも、うまくできないことがある人も、みんな一緒にいられる世界が温かくて素敵。主人公只野はその象徴なんだと思います。

276は正月太りから走り込みを始める古見さんと万場木さん。セリフを極力排した演出でもここまで伝わるのは、ここまで積み上げたキャラの実績があるから。そして最後の落ちには笑わせられました。そこまでの演出があるから、こうなる、手抜きじゃなくて最大限の演出であるという意図が伝わってきて、冷静に繰り返して読むと唸らされる話です。

 

 





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