伝説の「男と女のABC」収録！
2人の関係は次のステージへ
アニメも原作も大人気！！『かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～』22巻が発売されました。212話「四条帝は馴染みたい」から221話「かぐや様は話したい」まで収録。
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衆知院学園に四条帝が転校してくる。四宮の後ろ盾がなくなったかぐやと白銀は、権力争いに巻き込まれて行く可能性がある。時間がない白銀は、かぐやを守るためにできることを模索し始めるが、、、。それとはまったく関係なく男女のABCを語ったり進んだりするかもしれない衝撃の22巻です。
ボーイズトークとガールズトークを比較する感じが、初期の男女差を語るエピソードを思い出して懐かしくなります。昔は、ここでいったりきたりしていたんだな、と思い返すのもつかの間、かぐやと白銀はお互いの思いを確認しあいます。かぐやの「好きが100になっちゃったんだもん！！！」はラブコメ史に残る名セリフとして語り継ぎたいです。おしたりひいたり、いったりきたり、長いこと続いた攻防もこういう感じに収まるのかと、感慨深い思いに包まれます。長いこと見てきた魅力的なキャラクターが収まるべきところに収まるというのはうれしいものです。その描かれ方も大事に、決して下品ではない表現で、よかった。
それはそれとしておっぱいの話、尺が長めでバカっぽいのが最高でした。くだらない話を長々とできるのが男子の特権。
チラシ裏のコーナー
カバー中に赤坂先生のあとがきのような文章「最終章に寄せて」が収録されています。物語とキャラに真摯に向き合った人間でなくては出てこない発想だなと、読んで思いました。終盤戦だから、物語の終わりを邪魔したくないという思いは素敵。走り出したキャラたちが、どういう結末を迎えるのか、読者も真摯に楽しみたいと改めて思いました。
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