漫画感想/幕末賭博バルバロイ 1巻(河本ほむら・ 羽田豊隆)





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『賭ケグルイ』の河本ほむら最新作『幕末賭博バルバロイ』1巻が発売されました。ジャンプ+配信の第1話から第5話まで収録されています。

 

 

ギャンブルには顔芸

時は幕末、世は賭博──。剣術師範代の大御神甘楽は異様な空気を醸す賭博師・豊臣秀と出会い、陰謀渦巻くギャンブル界に身を投じることになる。其々の野望を賭けて、見抜け欺け覚悟を決めろ!

女性剣士甘楽と賭博師豊臣秀のバディもの。週刊連載をイメージしたテンポ感でサクサク進みます。ひとつひとつのギャンブルやトリックが小気味よく炸裂していきます。しかしその分、キャラクターの掘り下げが弱く、もっとサブエピソード的な遊びの話を読みたい感じもします。山里頼隆は凄い勢いでヤムチャ化したのが残念なところ。1戦目から間をおいて再登場なら恰好が付いたのですが、すぐ出てきてやられるのはちょっと性急すぎやしませんかね。リリアン・ペリーは良い感じに因縁を残して退場したので再登場が楽しみです。

まだまだ明かされぬ設定も多く、ここからこの世界がどう発展するのか楽しみでもあります。徳川のあの発言も気になりますし、急に驚かされるような展開が待っているでしょう。

 







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