漫画感想/マリッジトキシン 1巻(静脈・依田瑞稀)





 

ジャンプ+配信の婚活バトル漫画『マリッジトキシン』1巻が発売されました。第1話「毒使いの婚活」から第6話「命懸けても」までが収録されています。

 

 

クールぶってる主人公も実は、、、

 

数百年続く殺し屋の青年・下呂。裏稼業に身を置き、女性が苦手な彼にとって結婚はするべきではないものだった。しかし”毒使い”の血を絶えさせないため実家は彼の妹に対し、強制的に跡継ぎを産ませることを通告。そんな時、下呂は仕事のターゲットだった結婚詐欺師・城崎と出会い、、、。

 

『スパイファミリー』の大ヒットから、家族や結婚というテーマが少年漫画に降りてきた感じがします。本来の意味の”少年”には縁遠いテーマですが、結婚の意味の変化や難しさは年齢を超えて知られることとなりました。恋愛、ラブコメと近くて遠いようなテーマは、意外と少年漫画の文脈と親和性が高く新しいブームとなりました。

本作はまだ結婚について深く考えるより、動機のひとつとしてバトル漫画の趣の方がメインとなっています。花嫁候補とするために救出する、という流れができたためこれからヒロインがどんどん増えたり、一緒に行動したりするのは楽しみです。その流れで結婚について改めて深く洞察したり、展開が広がっていくものと思われます。最初のヒロインと思われた城崎が、実は攻略対象外だったりしますが、もしかして、”実はあり”のパターンなのかもしれません。(妹みたいに同性でもあり?本当は異性、など)

バトルはメリハリの効いたハッタリ展開が多く、ジャンプの系譜を感じます。医療系知識に詳しい読者にはツッコミどころ多そうですが、それを勢いのある作画で誤魔化せているでしょう。女性キャラが今度どのように下呂と関係性を築くのか楽しみです。

 

 







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