漫画感想/BEAT&MOTION 1巻(藤田直樹)





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情熱が揺り動かす感情が疾走する

 

ジャンプ+配信中の、情熱ストーリー『BEAT&MOTION』1巻が発売されました。第1話から第4話まで収録。

 

 

1話がいい。少年が夢を失い、新たな夢に敗北し、そして死ぬ気で新しく始めるところまでが、一気に駆け抜けて表現されています。これに3話かけたら絶対ダメだった。ここがスタート、始まりなんだっていうのがワクワクします。

その後の疾走感も素晴らしい、こんなに1冊が短く感じた単行本は久しぶりです。感情のドライブ感がそのまま表現に繋がっていて、二人の感情の高まりを感じながらあっという間に読み進められます。ひとつひとつの言葉にもスピード感と熱を感じます。ネームかなり練っただろうな。物語が濃厚なのに読みにくくない。

何かに燃えている人、一度立ち止まった体験がある人、そんな人はシンクロ率高く読めるでしょう。

まだ2人の伝説は始まったばかり。2人の活躍が楽しみで、早く続きが読みたくなる作品です。

 

 

 








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