アニメ映画感想/KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-(監督:菱田正和)





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キンプリ久しぶりの新作『KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-』見てきました!初日8時50分のチネチッタ川崎。入場前からロビーは女性でごった返していて「ああそういえばこの作品は女性向けだったわ」と思い出しました。みんなウキウキしてて明らかにテンション高い。そりゃあ再編集とはいえ待ちに待った新作ですし、菱田監督が出すのに何かびっくり要素がないわけはないですもん。いまから64分の祭りが始まるとなれば、台風どころではありません。

 

多少のネタばれもある雑感メモなので、これから見に行く予定の方はご自分で初見を経験してから読むことをお勧めします。初見の感想は地球最大のエコエネルギーなので、失うわけにいかない。

 

入場者特典のうちわ。これをあと何枚頂くことになるんだろうか。第2弾は何だろう。

 

奥にある展示。上映後は撮影者で黒山の人だかりでした。自分は数日前にぼざろ見に行った時に撮影してたので助かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、雑感。

 

 

■基本的にススス(KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-)の再編集。生中継のTV番組という体で、立木さんのナレーションで盛り上がります。オープニングやCMなど明らかな新規映像もあり、既存映像も一部アップデートされてる模様。スススと見比べないとわからない細かい変更多そう。カツオ

 

■多分週替わり?の先付けインタビュー映像はシン・カケル・ジョージ。カケルのトークが設定説明の補完になっているの巧いな。ジョージがジョージすぎて良かった。緊張してるシンくんからは、今から大会が始まる空気を感じられてワクワクしました。

 

■ストーリーはないため、ショー中の心の声や周りの反応も基本カット。純粋にショー単体として楽しめるのはあるけど、関係者キャラの反応(雪之丞パパや「ガスが出たー!」)も好きだったのでちょっと寂しいかも。ガスは変な回収の仕方してて笑った。まったく物語展開無しのまま最後まで行くのか!?と思ってたら、最後は現場音声に切り替えてプリズム謝罪放送。スススから追加ないけど、相変わらずこの謝罪が長いのが監督らしい。普通なら(謝罪→観客応援→立ち直ってショー)くらいだと思うんだけど、(謝罪→だいたいの観客応援するが一部のダメージ受けてるファンに気付いてしまう→ショックを受ける→仲間からの応援→ダメージウケてるファンからも応援→立ち直ってショー)までやる。TV生中継だから一部ファンのアップはなかったけど、これだけ尺詰め詰めでやってるのに、この流れは必要だと判断されてるのがすげぇ。あっちの世界も描かれないためプリズムが切られるのも唐突。

 

 

■オバレがCM担当かつお笑い担当みたいになってるの草。最初なんで不動産屋がスポンサーに入ってるんだと思ったら、ちゃんと回収するしもじり部分までフルに使ってて無駄に凝ってる。寝室で相撲はエロすぎんか。

女性向けティーン作品とかBL作品のタイトルで笑っちゃうことってあると思うんだけど、オバレの決め台詞も同じ種類のものだと感じた。男性的にはめちゃくちゃ面白いんだけど、あれ女性的にはキュンキュンきてるの?どっちなの?

 

 

■シンくんのショーが行われる可能性とかも考慮したけど、ススス通りシャイン。周りの反応描写がなく連続で繰り広げられる7連続ジャンプはまじで怖かったな。凄さと恐ろしさだけが存在していて、全然心に響かないのがより如実にわかって良かった。なんかスベッてた。

 

 

■一部の音が真横から聞こえてLIVEZOUNDだからこういう音響なんだ!と思ったらLIVEZOUNDじゃなかった。劇中で観客が歌い出すシーンはほんと真横のみから歌声が聞こえたので、ほんとの観客がつい声出しちゃったのかと思ったくらい。スピーカーの場所は劇場によって違うと思うけど、似たような書き込み散見したので音響の設定も変わってるかも。

 

■予告通り?ショーが3D化されたのは高田馬場ジョージ。演出が豪華というわけではないんだけど、観客やカメラ目線を意識したパフォーマンスやキメキメのフリは彼らしくてかっこよかった。特にジョージのファンってわけじゃないけど、かっこよすぎるのと嬉しくてちょっと泣いた。メタ的に言えば制作時期が後になればなるほどクオリティ高くなるのはわかっているけど、ソロ1位の点数をたたき出すジョージのショーが本当にかっこよくて嬉しかったんだよな。

後半のアレも説明なしなので、やっぱススス見てるの前提にはなると思う。

 

 

■正直初見はこっちよりスススの方がいいような気がしてきた。ショーの連続で圧はあるけど、やっぱ物語がなさすぎる。自分が菱田監督の物語パート好きすぎるというのも差し引いても、さすがに飛躍しすぎのような。2話の雪之丞だけでも見てもらえれば比較できると思うけど、あの話を飛ばすのもったいなくない?

 

 

 

通常上映だったけど、所々笑い声や悲鳴が聞こえた。これは我慢できないって。明るくなると同時に拍手。ラストにアレ見せられちゃあ期待するしかないでしょう。菱田監督の想いが十分に伝わる64分でした。次につなげよう。

 

 

 

 





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