漫画感想/聖くんは清く生きたい 6巻(朝賀庵)





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一筋縄ではいかない変態ラブコメ『聖くんは清く生きたい』6巻が発売されました。第46話「イキヌキ家族旅行」から第55話「ドキドキの修学旅行へ!」までと描き下ろしを収録。表紙は透き通るような肌でノースリーブ姿の。

 

父親が実は口下手で、聖のことを案じているのがわかった。聖くんと似たような性格で、ママには惚れた弱みで全く頭が上がらないのも似たような気がする。

 

 

真園が許嫁騒動から好き好きモードに突入し、それを察した佐渡も本能的に急接近する。この複数ヒロインがお互いの様子を見て右往左往するのが、ハーレムラブコメの妙で、本作の面白いところでもあります。

 

聖くんも、好意もありつつ別の要素が大きいと考えていて、父親の呪いが解けつつもまだ行動できないでいるのがもどかしい。「真園家の女はM」みたいな先天性遺伝の話もあり、家族や親の要素はまだ色濃くありそう。

 

そして波乱の修学旅行が始まる、、、、。2人が告白する決心を、先に主人公に知らせる描写は、主人公に時間的猶予を与えることで、心理的負担を減らす、ある意味読者にも疑似的にストレスを減らす展開で、一理ある。他のラブコメでも見た気がするので、最近流行ってるのかも。ヒロインが告白するのはもうドッキリとして使うより、それを逆手に取った情報心理戦やる方が面白い、という領域にハーレムラブコメは突入したのだと思う。

 

第53話「放課後おしがまタイム」は青年向けの限界に挑んだエピソード。おもらしは性的なのかどうか議論が待たれるところですが、真園が本格的に聖に好意をもったこのタイミングだからこそ必要なエピソードだったと思う。心から信頼がないとできないよ。膝の上でおもらし。「ああいう全部受け止めてくれる男らしいところすき、、、♡」と、後日語ってるし、さらに攻め攻めになった真園がきっかけで、佐渡もさらに意識することになりました。それにしても、好き好きモードになってから真園さんがずっとかわいいので、このままでいてほしい。

 

美作の「生徒会で僕だけ仲間外れじゃない?」が冗談かつ大きな伏線になってるのドキッとするな。

 

 

 





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