入間先生には珍しく3人称視点です。
6人の主人公から見た群像劇なのですが
6巻予定のうちの1巻なのでまだ大きく事件は動いてはいません。
しかし後半、事件の瞬間のスピード感はさすがですね。
昔、入間先生が好きなゲームに「街」や「428」を挙げていた記憶があります。
今回のそのテイストが多分に取り込まれていますね。
個人的には非常に好きなタイプの作品です。
細かい伏線も程よい程度に張られていて続刊が楽しみです。
また、タイトルに関わるようなことが1巻時点では
まったくないので、タイトルにもどう結びついていくのか楽しみですねー。
本人いわく あまりにつまんなかったからボツにした
「大学の三丁目あたりで(仮)」をいつか読みたいですねwwww