漫画感想/焼肉の女 綾門寺赤奈 1巻(佐藤ざくり)





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ジェットコースター焼肉ラブロマンス開幕!!

「必要な存在だが物足りない塩タン男」「噛むほど旨味が出るサブカル系ミノ男」「深入り危険、色気爆発の唐辛子男」「育ちのよい御曹司の高級ロース男」など、男を肉に例えてエピソードが紡がれていく、しかも若干のご都合主義を吹き飛ばすほどにテンポよくあらわれる肉たちに。このテンポが心地よく、主人公赤奈の性格とともに気持ちよく読める。

一番付き合いの長い幼馴染えっくんがラスボス枠みたいになると思いきや、あっさり結婚しちゃったので意外。いや結婚しても長なじみ枠として君臨し続けるのかな。少女漫画、いかに素晴らしいイケメンが表れても、自分を絶対否定しない安心枠みたいなのがキープし続けられる印象なので、びっくりしました。

本作の最高なところは主人公綾門寺赤奈のキャラにつきます。出会いと別れを繰り返すも、一切くよくよしない主人公綾門寺赤奈がほんといい女なので、読んでいて嫌な気にならない。

 

仕事はうまくいっており、うまくいかないのは恋愛だけ。世間一般に決められた幸せの形と比べて四苦八苦する彼女。次の肉はドンドン運ばれていて、今後の展開が楽しみです。最初の塩タン男、浮気もキスまでにこらえており、本質的に悪い男じゃない気がするので、最初と最後はタン塩に戻ってくるオチかなと予想しつつも、予想を大きく超えるのを期待しちゃいます。

 

 

 

 

 

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