オタク特有の、
「これってこんなにすごい!みんなも見ろよ!」という、
自分がすごいと思っているものを共有したい理解してほしいという
熱量の熱さがそのまま、文章に表れています。
堅苦しい書き言葉ではなく、話し言葉で構成されているため
タツオさんのしゃべりをライブなどでよく聞く自分としては
そのまま、タツオさんが浮き出てくるかのような錯覚を覚えました。
買って移動中の電車で少し読んでいたのですが
止まらなくなってそのまま喫茶店入って全部読みましたw
心地いいオタクの話芸をうまく本にしたような感じです。
個人的には、この本に一番近い書籍は「ネイチャージモン」だと思います(笑)
タツオさんの語り口とインテリな内容のおかげか
ネイチャーほどウザく感じませんが、それに匹敵するほどの熱さを感じます。
自分はネイチャージモン読んで、肉に興味を持ったのですが
今回もこの本を読んで、辞典欲しくなりました。
自分には「ベネッセ表現読解国語辞典」が
合っているかなと思います。
おそらく、タツオさんはまだまだ
国語辞典について語り足りないでしょう。
増刷も決まったようですし、次作も楽しみにしています。