【漫画感想】超訳百人一首 うた恋い。4巻 (杉田圭)





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  超訳百人一首 うた恋い。4

  シリーズ累計70万部突破!! 『超訳百人一首 うた恋い。』
  4巻で描かれるのは、紀貫之、小野篁、阿倍仲麻呂、壬生忠岑、菅原道真の恋と人生。
  激動の時代を真摯に生き抜いた、男たちの恋の結末は–。

平安時代の生きた歌人の生き様を呼び起こす作品です。
百人一首として現代まだ読み語られている和歌が
どのような背景で生まれたのか、
どのような人物が読んだのか、
とてもロマンティックに表現されています。
こういった作品は、教材のように知識の押しつけに
違和感を感じて物語を楽しめない場合が往々にしてあるのですが
この作品は純粋に物語として楽しめるものです。
学校で源氏物語習う前に「あさきゆめみし」を読むといい、
なんて言いますが、
古典を学ぶにあたってこの「うた恋い。」も学生さんに勧める作品です。
文学として文法を覚える前に、
これだけドラマティックな時代に生きた人が居て
これらの和歌が生まれたという背景をしっかり押さえることで
モチベーションも変わると思います。
作者の杉田先生の愛も感じられ、素直に感動できるいい作品です。
今から1巻でも十分楽しめます。この機会に是非お手に取ってください^^





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