漫画感想/ヒットマン 4巻(瀬尾公治)





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#29「サブヒロイン」は島風が自分が文字通りサブヒロインだと喚いて奮闘する回です。ラブコメでメインヒロインは主人公と最初に会ってるとか、インパクトのあるエロとか、(少し古い)ラブコメあるあるをふんだんにぶち込んできます。“9巻くらいでくっついてダラダラ付かず離れずやって18巻くらいで円満終了”ってそれ『涼風』じゃねぇか!何より、ラブコメ作品の中で実際サブヒロインの負けポジションのキャラに言わせるのが面白いです。この回だけほんと何回も読みました。

そして4巻で一番注目すべきは、#36「明日香の大恋愛」ではないでしょうか。『君のいる町』主要人物が登場、昔の恋愛を語ります。成長した彼らの姿が見れるのもうれしいですし、過去の恋愛を楽しそうに語るのも、非常にうれしいです。最終話にありがちな後日談トークが、別作品で見れるとは嬉しいサプライズ。さらに、巻末書下ろし#?「今夜だけあの頃に」では、過去あったかもしれないあんなシーンが。同じつながった世界観で進むストーリーですが、ここまで旧作品のキャラが登場するのも珍しい。非常にうれしいファンサービスです。

 

 

 

 

 

 





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