漫画感想/症年症女 1巻(暁月あきら・西尾維新)





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 無個性に溢れた世の中で生きる、とある少年は、「十二歳で必ず死ぬ」という新病に罹ったと宣告される。そんな折、とある少女に出会うのだが──。これは、少年と少女に降りかかる、文字通り、命懸けの物語。

月刊ジャンプSQ連載中の『症年症女』の単行本がついに発売されました。

この作品は、主人公の「少年」と、彼が出会う「少女」以外は、ほとんどのキャラクターが認識できません。顔や台詞など個性を表現する情報はインクや布で隠されています。少年と少女がそう見えるように、私たち読者にも表現されているのです。ネームの構図まで西尾先生が考えて暁月先生に渡しているらしいのですがそれゆえに、間の取り方や台詞の配置などが非常に独特です。暁月先生の魅力的なイラストに、西尾先生の台詞回し、この2つが織りなす、不思議な表現。挟まっていたイラストカードに「新しいマンガ表現にいろいろ挑戦中です!」とありました。めだかボックスの暁月あきら・西尾維新、が挑む新しいマンガ表現、はたしてこの少年と少女はどんな数奇な運命をたどるのか。まったく先がよめない一冊です。





2 comments to “漫画感想/症年症女 1巻(暁月あきら・西尾維新)”
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