漫画感想/症年症女 2巻(暁月あきら・西尾維新)





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 「十二歳で必ず死ぬ病気」に侵された主人公少年くん。この悲劇に見舞われたという個性を確立させるために同じ病気の少女ちゃんを殺す計画を立てる。立て続けに起こる怪事件の中、少年くんは目的を果たすことができるのか。そして、この病気を操る×××医師会議とは。

 

暁月あきら×西尾維新のめだかボックスタッグが贈る奇病青春物語。

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西尾維新原作作品のコミカライズは数あれど、漫画のために西尾先生本人がネームをおこしているのはこの作品だけです。他のコミカライズとは違う、漫画ならではの表現も織り込んで制作されており、新しい表現に積極的にチャレンジしているのが伝わってきます。幼いころ漫画家を志したこともある西尾先生は漫画原作に特別な想いがあるのでしょう。作画の暁月先生を信頼しているのか、見開きなど絵で見せるシーンも多用されています。随所に見られる西尾節もまた見どころです。

「十二歳で必ず死ぬ病気」という言葉の意味の裏、唯一登場していた少年少女の2人以外のキャラクター「毒」とそれ以外の医者たちのボスのような雰囲気。1巻では、2、3巻くらいで終わるような短編ネタだと思っていましたがこれはまだまだ続きそうです。2人がかかっている奇病はいったいどんな病気で、周りはどこまで知っているのか、これから2人に何が起こるのか。全く予想のつかない物語に、まだまだ興味が尽きません。





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