漫画感想/げんしけん二代目 21巻(木尾士目)

アフタヌーンの『げんしけん二代目』最終21巻が発売されました。
大学生オタクのサークル生活を描いたちょっとかわった青春コメディだった本作も気がつけば、主役は斑目に。代替わりして、後輩たちメインの話になるかと思えば巡り巡って斑目が事実上のげんしけん復帰のような展開に。斑目ハーレムが発生し、オタクものでベタなハーレムものをやるという複雑なメタに。でも、これが楽しいんだ。げんしけん初期を読み返すと思いだすんだけど斑目はオタクの中でも斜に構えるタイプ。素直に受け取るというより、仕組みや構造にツッコんだりする。そんな彼が、ラブコメのど真ん中に据えられたら見てる方はどんなに楽しいことか。一代目(便宜的な呼び方)では、笹原という主人公がいて彼の恋愛や就職を一番のメインに据えなければならない制限がありました。しかし作者もキャラを動かしていて、斑目からかうの楽しいな、とかちょっと消化不良だなと感じたんじゃないでしょうか。咲さんとの関係性の変わったところや変わらなかったところ。様々な新キャラが斑目ハーレムを作る中、初代ヒロインでござい!とラスボスよろしく出てきた時、古参読者はゾクゾクしたはずです。げんしけん一代目が終わる時、「あー、これでげんしけん終わっちゃったなぁ」とさびしい気持ちになりました。しかし今回は、一代目の時よりいろいろと決着がついています。なので、少しスッキリした気持ちになりました。各キャラともこれからも生き続けるのでしょう。

また楽園では、もしかしてそういう未来もあったかもしれないパラレル?として『Spotted Flower』が連載中です。まだまだ終わらないげんしけんワールド。三代目があればそれはそれで楽しみです。

3 comments to “漫画感想/げんしけん二代目 21巻(木尾士目)”
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