漫画感想/Spotted Flower 4巻(木尾士目)





げんしけんアフターストーリー?『Spotted Flower』4巻が発売されました。24話から31話まで、楽園本誌はもちろん、web増刊分まで収録されています。

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作中では名言されてませんが、固有名詞がなくて呼び方が難しいので、もう『げんしけん』のキャラってことで以下感想。

3巻で、トンデモない事をしでかしてしまった班目。4巻ではその事後処理に東奔西走します。班目は笹原にアリバイ工作を、波戸くんはマネージャー矢島が処理を。人間関係が濃密で複雑だったげんしけんだから、こういう時に情報伝達も早い。いろんな人が、どちらかのサイドから伝わり当事者になっていく。一回の過ちがこんなに群像劇になるとは思いませんでした。

 

荻野先生(荻上)サイドは、漫画の話も。自分でいまいち突き抜き切れてないと感じる向こう側に居るのは、ここでも波戸くん。個人的好きな描写は、編集がサグリを入れたときの、あの間。これは木尾先生だなぁって思って、何度も読みかえました。この編集さんが有能なのが地味にツボ。荻野先生は笹原とそっけなく、スーとばかり仲良くしているので、もしかして笹原とはギクシャクしてるのかと思いましたが、笹原の好みについて悩む描写があり、好意が切れているわけではないようで安心しました。『げんしけん』時代から影が薄くて二代目では班目に主人公を譲った笹原なので、ちょっと感情移入しちゃいます。ないとは思いますが、笹原がフラれたら泣いちゃう。

話がとっりらかりましたがそれだけ様々な要素で盛り上がっている作品です。情報コメディとして、育児あるある話として、オタクネタとして、薄い単行本に、木尾先生が今まで描いていた作品の要素がすべて詰まっています。『げんしけん』ファンはもちろん、多くの人に読んでほしい1冊です。しかし、4巻最後、こんなヒキずるすぎる、、、、。

 





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