漫画感想/ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話 2巻(横田卓馬)





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横田先生の描く登場人物の関係性が好きです。第7話「ポンコツと親しげな上級生ギャルの話」で登場する、謎のギャル。最初は、ヒロインを嫉妬させるためのポジションだと思っていましたが、続く8話のエピソードでたまらなく好きになりました。こういう関係性もお約束ではあるのですが、キャラクターの性格と学校の役職のマッチングの妙を楽しむ作品で、こうもストレートにエモい関係性を表現できるのかと感動しました。

9話は、小日向家に桜大門がお邪魔する話。小日向妹が微笑と統悟の関係を追及します。このスマホ片手にぐいぐい聞いてくる感じいいですね。ラブコメの妹キャラとして非常にポイント高い。いきなり登場してわけわかんない思い出ぶっこんでくるお母さんもかわいい。横田先生が描く、キャラクターの家族とその付き合い方みたいなのが好きなので、他キャラの家族もどんどん活躍してほしいです。

チラシ裏のコーナー
単行本の厚さは薄いんだけど、内容が濃いから物足りなく感じることはない。1コマも無駄がない横田先生の構成力がすごい。書き下ろしのおまけの図書委員のエピソードも好き。メインで使えるような良い話を惜しげもなくおまけで使ってしまうのもったいなくないのか。

 

 





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