お笑い/東京03リモート単独公演「隔たってるね。」





このご時世、多くの芸人が配信をしている。コンビで別々の場所からZOOMを繋いでフリートークをしたり、漫才をしてみたりと、ファンのおうち時間を楽しませてくれている。そんな中、東京03は“リモート単独公演”と銘打ってリモートコントによる公演を実施することにした。「第22回東京03単独公演『ヤな塩梅』」が中止になり、がっかりしていたファンは喜びつつも戸惑った。リモート単独公演ってなんだ!?東京03飯塚さんが、“趣味で”リモートコントの脚本を書いたのが始まりで、チームは急ピッチに動き出した。楽曲も要る、小道具も要る、協力者も要る。ZOOMのシステムに戸惑いながらも、たった10日間でしっかりとした単独公演を作り上げた。ありがたいことに、まるまるアーカイブに残っている。未見の方は是非見てほしい。

リモート飲み会、リモート会議というこの自粛生活で誰もが経験したわかりやすいシチュエーションであるあるネタが楽しい。リモートでも”人間関係のおかしみ”という東京03の真骨頂を味わうことができる。リモートでのネタは間が変になることが多いのだが、3人の軽妙な会話は舞台上と比べても遜色なく、東京03の世界観にどっぷり浸かることができた。3本目と4本目は、リモートという道具を武器にまで昇華した素晴らしい演出。5月27日、この日だからこそできるネタ。繋がる物語は、フリとオチ以上のつながりを感じた。舞台では開演中におしゃべりしませんが、配信だと他の人のコメントが見え、舞台とは違う一体感があった。

まさに「こういうリモートコントが見たかった!」という素晴らしい出来で、新しい時代を予感させる公演。新しい形式でこんな高クオリティなものが最初に出て基準になってしまったら、他の芸人は可哀想かもしれない。

 

 


続いてリモート打ち上げ。本編から30分休憩挟んで始まりましたが、開始前に角田さんがもう一本飲んでて笑った。「乾杯しろよ!」は飯塚さんじゃなく視聴者もツッこんだはず。3人の仲の良さが溢れる空気感が素敵。(最初思ってたより)普通の単独公演みたいだったと言う3人の充実感に溢れた笑顔は、おじさんではなくちょっと青年みたいに見えた。角田さんが自分のいないときの話に嫉妬するのが、1本目の天丼で大好き。

東京03、スタッフ、関係者の皆さん、お疲れさまでした。オークラさんはもちろん、チームの皆さんがほんと優秀かつ情熱があるから、このスピード感でできるんでしょうね。「やりたいことがまだ全部できてない」にはゾワッとしました。まだ引き出しあるんだなと思うと、ワクワクがたまりません。

 

チラシ裏のコーナー

この御時世のため、漫才・コントでもソーシャルディスタンスやリモートが求められている。実は少し前から、そういう構造を生かした新しいネタって出てこないのかなぁと思っていました。(漫才・コントではないですが)ヒルナンデスのオードリーのリモート芸はよかったなぁ。先日のENGEIグランドスラムでも期待していましたが、つかみで少し触れるくらいで、既出の人気ネタばかりだった。TVにおろせる本ネタはなかなか作れないと思うけど、オリエンタルラジオのperfect humanの前例があるのでもしかして、、、と期待しちゃったなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 





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