漫画感想/その着せ替え人形は恋をする 1巻(福田晋一)





 

『その着せ替え人形は恋をする』は、雛人形制作が趣味の五条新菜とクラスの人気者ギャル喜多川海夢(まりん)のコスプレラブコメです。自分を受け入れてもらえなかったトラウマがある新菜は、海夢に壁を感じていますが、ひょんなことから彼女の趣味を知ってしまいます。好きなキャラのコスプレを夢見るも衣装が作れない彼女を手伝うことになり、だんだん距離を近づけていく2人。

ヒロイン喜多川海夢は、典型的なギャル×オタクなんですが、ギャル方向にもオタク方向にも解像度が高く、表面的なキャラにとどまっていないのに好感が持てます。マイナー趣味とポジティブな性格のマッチングが良い方向に作用して気持ちの良い言動が多いです。彼女の発言が新菜のトラウマを和らげていく展開はベタながら、ヒロイン先行ラブコメの王道で、楽しく読み進められます。

 

彼女の屈託のない笑顔が真っ直ぐに“好き”を伝えてきて、それが本当に眩しい。彼女の“好き”が本作の原動力であり、少しずつ彼にも伝播していきます。もちろん読者にも。

チラシ裏のコーナー
物語としては結構ピュアなのに、画風がやけに扇情的なので、たまに困ります笑。採寸回はとってもドエロい。

 

 

 

 





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