エロチックな描写に定評がある甘詰留太先生の『専業不倫~堕ちていく主夫と主婦~』4巻です。
お互いの家庭を守るために不倫を続ける2人。お互い家庭を最優先にし、会う機会は多くともSEXは10日の期間を空けるようにルールを決めた。次の約束があるから、がんばれる。家族のことも思いやることができる。順調に歯車が回りだしたように見えるが、、、。
不倫、浮気という現在の関係性に、昔の関係性がのっかり、感情が積みあがっていった結果がこれ。これでもかという執拗なフェラチオ描写は圧巻の一言。こういうフェチズムを押し出した作風で、作品を生み出し続けている甘詰先生だからこそ、できる境地。普通のセックス描写より丁寧に描かれたそれに、ファンは大満足です。温泉旅館への不倫旅行も王道展開ですが、丁寧な描写の積み重ねでテンションが上がったまま物語を読み進められます。
物語はクライマックス、次の5巻で完結でしょうか。陽人と星奈の堕ちてゆく先は、、、、。