アニメ映画感想/駒田蒸留所へようこそ





【PR】本ブログはアフリエイト広告を利用しています
  

 

『駒田蒸留所へようこそ』を初日夜に見てきました。ガルパン4章見に行った時に予告でひとめぼれした作品。はやみんの声に気づいて、これは見ないと!と思いました。お仕事モノ好きだし、P.A.WORKS作品も好きだし。金曜夜なのにそこそこ混んでました。

DMMプレミアム(DMM TV)
●主人公光太郎のやる気のなさが序盤ちょい重い。マクロスΔのハヤテみたいなイメージ。しかし、やる気出てからは有能ライターになるのでびっくりしつつカタルシスもある。琉生の言葉を記事にしてるだけと言っても、過不足なくちゃんと記事に出来るのは理解と情熱が必要なはず。

 

●序盤は広報の朋ちゃんが大活躍。進行・ツッコみ・送迎・事情説明と全部やってくれる。やる気のない光太郎と他人行儀の琉生をうまく動かして話を進めてくれる。最初はお酒つくりの基本情報、雑学を叩きこんでくれる社会科見学みたいな展開で、個人的にはここ楽しかった。後半、光太郎が有能になってくると存在感消えていくのでちょい可哀そう。

 

●安元さん懐が広すぎる。光太郎に昔の自分を重ねてなければ、とうのむかしに放り出してそう。

 

●前半の他人行儀琉生、頬をひっぱたく琉生、照れて顔を隠す琉生、全部好き。関係性が変わっていくのが、演技からも伝わってきて早見沙織すげぇなぁと再認識。

 

●東海林さん、口数の少ない古株と紹介されたけど、あっという間に蒸留所の歴史全部教えてくれるマンになって笑ってしまった。

 

主人公の愚痴を聞いてくれる軽いノリの友人のCV鈴村健一が合いすぎてる。全主人公の悪友のボイスを鈴村健一に統一してもいいくらい。

 

●琉生がそういう絵を描いてるの、あの反応はスタッフはみんな知ってたんだろうな。お酒のテイストまでそういう表現なのセンスありすぎる。そして、それを見せてもらった光太郎はどう記事に生かしたんだ。2次創作だし、そのままは載せられんだろ。

漫画とタイアップしてるお酒とかあるので、駒田もそれでラベルは琉生が描けば新たな人気を獲得できそう。

 

●ヒロインはやみんで、第1週の来場者特典が歌ダウンロードなので、絶対劇中で歌うシーンがあると思ってた。なんなら琉生をアイドル売りする展開すらあるかと思ったけど、無くてよかった。

 

●色恋沙汰が物語に関与しなくてよかった。要素としては嫌いじゃないけど、必要性が薄いのに入ってくると「お約束」や「義務」、作劇の「チェックポイント」みたいに感じちゃうので。よくあるノリだと朋ちゃんが駒田兄のこと好きとかそういうの。まぁ最後、琉生→光太郎の呼び方変わってるのがちょっと匂わせだけどそれくらいなら。

 

●駒田母、生気が薄いんだけど、言葉は重くて所々いい仕事してる。酒づくりに直接関われずに申し訳ないと思うところからの、最後の関わりはジーンときたし、井上喜久子さんの茶目っ気もありつつ真面目に深い演技に鳥肌立った。鑑賞中はわからなかったけど、いまこうやって振り返ってみると、この母にしてこの娘ありだなと思えてくる。

 

●ネーミングの言葉遊びでまとまる流れは好き。好きだけど「独楽が回るには~」とか最初に言った人のドヤ顔が目に浮かぶ笑。

 

●本質的に悪いやつとか無能なやつが居ないのでそこは安易な作り方してなくて好きなんだけど、だからこそ蒸留所の電気スイッチの事件が、本人も周りも気付いてないところで発生して終わってるのちょいもやもやする。犯人が分かってもうひと揉めスるのかと思ったら、スルーだった。

 

●全編通して激しいBGMもなく、やたら叫ぶキャラもいなくて展開もしっとりしている。アニメ映画として珍しい気がする。わかりやすい盛り上がりポイントを作るよりこういう選択したんだなと。事件や事件翌朝礼のシーンとかもっと過激なBGM入れる選択もあったと思うけど、結構あっさり進んだ。

 

●上記の歌唱や恋愛要素など「よくある展開」を丁寧に排除してあり、キャラ造形も精密に作られてるので、話づくりに真摯だなぁと思いました。上映時間の都合上、事件のきっかけとかは少し唐突だけど、そういう粗が気にならないくらい、良い作品だと思います。ただ、派手な惹きはないので話題になりにくそう。DMM出資だからこういう地味めな感じでも許されたんかな。DMM TVオリジナルには金出すのわかるけど、劇場作品にお金出すのはどういうビジネスなんだろう。

 

 

DMMプレミアム(DMM TV)

DEKARON

チラシ裏のコーナー
琉生の美大時代回想で他の学生の絵のアップになるシーン、琉生が自分の実力を知り凹む挫折に見えたんだけど、違うのかな。なんか学生服時に酒に口つけてるシーンもあったような気もするけどなかったような気もするし、タクシーで東京から長野まで来た?とか、確認したいシーンが多いので、もう一度劇場に足を運びたいところ。

 

 





コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です