漫画感想／ヨタ話（新井理恵）

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表紙のやる気なさがヤバい、リアル猫の描写には定評のある新井理恵先生の最新刊です。

“あのペケの新井理恵”とやたらペケ時代をプッシュしてますね。内容も数Ｐの短編ギャグをとりとめもなくまとめてある感じでペケを思い出します。

・イケメンに弱い熟女猫さゆり
・姑のいびりが全然効かない天然嫁
・ラブラブなはずが彼氏の鳩（ポ太郎）に邪魔される彼女
・全裸で街をうろつく超美形の河童

など、レギュラーになってるキャラの濃さがすさまじいです。個人的には、中条君との恋愛をやたら推される女子校生の話が好きです。あれは新井先生の真骨頂だと思うんだ。新井理恵先生は、四コマ漫画ペケで人気を博して以来、ストーリー漫画にシフトして長いこと大人気？活躍？していました。久しぶりに新井先生のギャグ成分を純粋に味わった気がします。新井先生の毒舌、うがった視点、男女観、何かと戦っている感じは、唯一無二で、他の漫画では見られないのでこれからも追い続けますよ！

デラックスベツコミには、現在も新井先生の読み切り連載はあるのでいつか２巻が出ることを待ちたいと思います。あと、いつか『豆しばばばっ』の単行本を待ってます。