漫画感想/来世は他人がいい 1巻(小西明日翔)

 

『このマンガがすごい!2017』オンナ編2位を獲得した『春の呪い』の小西明日翔先生の、新作『来世は他人がいい』の単行本1巻です。

関西最大指定暴力団組長の孫娘 染井吉乃と関東最大指定暴力団組長の孫 深山霧島、この2人が中心の極道系ラブコメディです。東京の深山組の元で霧島と一緒に暮らすことになった吉乃。

しかし、霧島は破滅願望のあるドMかつストーカー気質のやべぇやつでした。一度は吉乃のことを「飽きた」と言うも、彼女の胆力に触れ、ベタ惚れしてしまいます。

関西ではなかった都会女子特有の陰湿な目や、霧島の地獄のような提案をも乗り越え、自らの手で道を切り開く吉乃。場に流されていることが多いですが、大事なところでは大胆な行動を取ります。霧島じゃなくても彼女の言動に魅力を感じてしまいます。啖呵を切るシーンはインパクトがあり、彼女の強さをダイレクトに感じます。

ところどころで暴力描写や人の残酷な一面がサラッと挿入されます。普段は普通の高校生に紛れて日常生活を送っている2人。しかし狂気を孕んだ言動と日常は紙一重であることを思い知らされます。人の死が日常に混ざる生活。尋常ならざる生活の中で、2人はどんな交流をしていくのか。これから本格的に始まる2人の交流が楽しみです。

 

 

 

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