“近代麻雀戦術シリーズ”として出版されていますが、麻雀戦術本ではありません。麻雀団体RMU代表を務める多井隆晴が、自らの哲学を余すところなく披露しています。
その内容は麻雀戦術ではなく、麻雀プロとして生きる戦術。麻雀が強いのは前提として、映像時代の麻雀プロを熱く語ります。特に服装の話は、とても興味深かったです。スーツばかりの男子プロに比べて、見た目から大事という認識がある女性プロ。やはり見てる側としては、見た目も印象に残る個性のあるプロが見たいです。もし、よれよれの私服を着てくるプロでも異常な強さならそれはそれで印象に残ります。牌山を倒すから、という理由で和服却下されたとしても、それはそれで罰則通りで進行して、着てくる側の自己責任でよいと思います。
アメバやニコニコの対局解説でよく見る多井さんですが、この本でその考え、生き様がわかり今まで以上に対局や解説を楽しめそうです。
チラシ裏のコーナー
年表見て知ったんですが、今年で46歳なんですね。見た目が若いから、もっと若いと思ってました。化粧道具持ち歩いているだけある、、。