あの『勝つための現代麻雀技術論』から早半年。続編の『もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編』が発売されました。
対談では、日本プロ麻雀連盟の若きエース・堀内正人元十段が、なぜタイトル戦決勝でいきなり失格となり、退会するに至ったかを語っています。 2013年秋にネットを炎上させた事件の真相が明かされます。
日頃麻雀をするものにとって堀内(元)十段炎上事件・失格事件はここ数年で一番印象に残る事件だったのではないでしょうか。その真相がこの本で明かされています。といいつつも、それに負けるとも劣らない最新の麻雀における定石、理屈がこれでもかと敷き詰められています。近代麻雀などでよく見る「何切る問題」が多く収録されていますが問題だけでなく解答も解説も本当に濃い。解答&解説は、「強者のアンサー」としてネマタ&福地以外の解釈も掲載されているので、ルールや環境における違いなど深い理解を得るのに役立ちます。自分は正答率半分ほどの中級者もいいところなのでさらに深い理解を求めて読み込みたいと思います。自分のうっている麻雀に行き詰りを感じていてひきだしを増やしたい方にお勧めに一冊です!!