現在より二年前―――。邪賢王ヒロシマが大番長に就任したワケは生徒会長・ド正義卓也との友情にあった。「番長グループ」と「生徒会」。相対する勢力でありながら、お互いを認め合う二人の存在により、希望崎学園に束の間の平和が訪れる。しかし、幸せな日々は長くは続かなかった。“魔人”小隊の参入で、三つ巴異能力バトルはさらに熾烈にDANGEROUSに!!
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番長グループ と 生徒会 と 転校生からの 魔人小隊。
あの架神原作がただの三つ巴だけで終わるわけがないっ!ハルマゲドンの黒幕も出現し、場をコントロールしていたと思われるド正義(生徒会)も黒幕の手のひらの上で踊らされていたという展開に、ただただ驚くばかり。校長も只者ではないというのは予測してましたがここで出てくるとはっ!!
あとアルパ先輩生きてたのか(笑)6巻までさくさくキャラが死んでいくためそろそろ事態は収束していくかと思ったのですが、これでもかとこれでもかと新しい要素を追加投入されていくのに快感を感じながら読み進められます。激辛料理食べてるみたいです。辛い!けどうまい!辛い!けどうまい!みたいな感じです。しかも、新しいスパイスが投入されるだけではなくいままでの出来事(お楽しみ会事件)やキャラがちゃんと有機的に絡み合って複雑な味を生んでいるのが素晴らしいです。ここまで練りに練られた展開を見せてくれる漫画はなかなかありません。
横田先生の解釈力・表現力も素晴らしいです。ダンゲロスは、校内各地で複雑に各キャラが行動してるため読者に理解を促すのが少し難しい展開です。しかし、時間軸や出来事の説明がわかりやすく構成されており読者はスッキリ理解でき、展開【主にキャラが死ぬこと】に集中できます(笑)
原作小説未読なので、今後どういう展開になるか全く知らないのですが7巻でますます終わりが見えなくなってきました。次巻で終わってもおかしくないですし、あと10巻くらい続きそうな気もします。でも主要人物が集いだしたので終結は近いのかな?これからもダンゲロスからますます目が離せませんっ!!
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