漫画感想/週刊少年ハチ 3巻(増田英二)





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Eランクでの退学を掛けた「いいね合戦」。天真爛漫破天荒の猪原、パンダの着ぐるみをかぶっている人見知り半田、謎の2年生鬼灯、そしてハチ。このグループが奇跡を起こす?

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ハチと女子二人のトリオでの行動が多く、増田作品に期待していた「これぞ青春ストーリー!」という展開が続きます。猪原の行動に振り回されるハチ、そしてハチのひた向きさに気づかされる猪原。直接的な恋愛感情こそ無いもののお互いがお互いを補完しあう良いコンビです。半田さんはラブコメ要因になりつつあるけど、この二人の戦友感に割って入れるのかちょい疑問になるほど、息の合った二人に成長しています。

 

3巻の裏の主役は淵間たち教師陣。第24話「誰よりも」の淵間の演説には震えました。「おいおいこれだけの客が俺らのセリフ待ってるんだぞ?作家冥利に尽きるってもんだろうが・・!!」から出てきたあのネーム。別ペンネームでプロ活動もしていたらしい淵間。過去や設定などまだまだ魅力的な物語が出てきそうなキャラです。主人公たちが青春ストーリーを繰り広げられるのは、こういう大人の存在があるからなんでしょう。彼らの無茶を見守る大人がいるからこそ、主人公たちは輝けるんです。輝ける青春ストーリーの裏に、黒く光る大人あり!

 





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