美人で外科医の高スペック嫁・石村亜衣と“元リーマン”専業主夫・桐島士朗の、
入籍届から始まった奇妙な夫婦生活は、
紆余曲折しながらお互いに“いい妻・いい夫”を目指して過ごそうと
“夫婦”として歩み始める。
しかし「元カノ妊娠問題」「ストーカー問題」そして「親戚問題」と修羅場の連続に2人は──!?
結婚から始まる奇想天外ストーリー第④巻!
ひょんなことから夫婦になった2人という
長編にはしにくいネタながらも、
まだまだいろんなエピソードが出てきそうですね。
『ジャングルはいつもハレのちグウ』『ハレグウ』で有名な金田一先生ですが
その代表作から今に至るまで、どれもキャラクターの転がし方がうまい印象があります。
ハレグウのグウや本作の石村さんなど「変な」キャラの造形が絶妙で
それにツッコむ役(ハレやシロ)や脇を固めるキャラクターの配置も
計算されつくされているのでしょう。
どういうキャラクターがいるかというのが
世界観の説明になっていますし、展開を進める原動力となっています。
今回は、元カノとストーカーがその代表です。
2人の新キャラが物語を動かし、その対応に追われる2人。
シロは対応しようとするが石村さんにはとるに足らないことだったり
そのギャップがおかしいのですが、
それを埋めていこうという二人のお互いを想う前向きな気持ちにほっこりします。
3巻のラストが「元カノ襲来」だったように
4巻もいいヒキで終わります。早く5巻が読みたい!!
2人がどうやって次の問題を対処していくのか気になります。
2 comments to “【漫画感想】ラララ 4巻(金田一蓮十郎)”
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