漫画感想/無敵の人1巻(きづきあきら・サトウナンキ)





すぐそこまで来ている、直視したくない未来・現実

いまより少し未来の話。VRやARが生活や学校教育にも普及した世界。一見幸せそうに生活している人の中にも、自分では解決できない問題を抱えた人たちがいる。高瀬いのりもそうだった。しかし【無敵の人】によって【無敵の人】を始末する組織に助けられる。彼女もまた【無敵の人】を取り巻く世界に巻き込まれていく、、、。

内容的にはかなりショッキングなものです。きづき先生のかわいくデフォルメされたキャラだからこそ引き立つシナリオになっており、目の光がないキャラや、血飛沫や強姦描写など、そういう表現に弱い人は耐えられないかもしれません。2次元的な味付けが逆に怖い「シューニャ」や「ニル」に指示を出すモザイクがかかった女性のリアル寄りの描写など、登場人物の存在がもうみんな怖い。

未来ではあり得るかもしれない、という設定で作られたフィクションですが、現代でも似たような境遇の人々が生まれ、すでに事件になっています。思ったより早く来てしまった事件。其の事件に感化される人々。この物語の行く末が現実とは違うことを願いつつ、この物語から目が離せません。





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