漫画感想/CITY 2巻(あらゐけいいち)

第13話「マカベェ」から25話「漫画道」まで収録の『CITY』第2巻が発売されました。

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スタンダードな話から、あらゐ先生独特の間を使った話までギャグ漫画のデパートのような1冊に仕上がっています。個人的に好きなのが第16話「CITY南イレブン」です。サッカーのゴールあるあるから始まり、パターンを踏まえつつ逸脱していって最後には、、という流れがとても秀逸です。幕間のイレブン紹介までクスクス笑いながら読み込んじゃいました。

そして17話冒頭では、父鶴菱が16話の件で立涌を慰めたり、鶴菱が漫画「落胆くん」に出会うなど、一本一本が独立したショートでありながら、すべてがこのCITYで起こったこととしてつながっているのが伝わってきます。モンブラン大学やCITY南大学のモブたちや町の人々も合わさって、ひとつのおもしろい空間を演出しています。この空気感はお笑いのコントに近いです。それが如実に示されているのが21話「ボクらは仲間だ!さわやか3組」です。これは、ひな壇バラエティでよくみる、ヨシモト芸人の集団芸に似ています。個人技より、集団の動きで面白さを演出する手法は、あらゐ先生独特の上手さです。

1巻2巻連続刊行で、3巻まではちょっと間が空きそうですね。連載も読んでいますが、いろんなパターンの話をまとめて読むのがこの作品の正しい味わい方だと思います。次はどんなキャラが活躍するのか、新キャラも出てくるのか、まだまだこのCITYで起こる笑い声から、目が離せません。

One comment to “漫画感想/CITY 2巻(あらゐけいいち)”
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