漫画感想/僕の心のヤバイやつ 3巻(桜井のりお)





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Twitterで話題の激甘ラブコメ『僕の心のヤバイやつ』3巻です。Karte.31「僕はLINEをやっている」からKarte.44「僕らはLINEをやっている」とおまけ3つを収録。

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悶える様な甘酸っぱいエピソードの連続。LINEを聞きたくて聞けない、ジャージ交換、図書室で勉強、三者面談など。しかも個々のエピソードはオムニバス的に楽しめるだけでなく、流れる様に繋がっていて、彼らの学校生活を近くで一緒に体験しているような感覚を味わえます。身体的な接触や、勘違いが生むすれ違いや仲直り、芸能界という別世界に生きる山田に引け目を感じる市川など、心の機微が丁寧に描かれていて、何度読んでも新しい発見があります。

市川と山田の、感情や行動様式が可愛くて、何度でも読み返したくなります。幕間のおまけではメインストーリーの気になるポイントを拡張するような話で、こちらも大きな意味があります。桜井先生がTwitterで公開している話もあり、様々な角度から2人の青春を味わうことができます。

ゲームの話、母親の登場や、ナンパイの積極的な行動など今後につながるネタフリも多く、桜井先生の展開のうまさが光ります。長く、丁寧に2人を描き続けるつもりなのが見えて、こっちもずっと並走して、2人を見守りたいなぁと思わせてくれる作品です。

 





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