ドラマ感想/だが、情熱はある 1話・2話





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オードリー若林正恭と南海キャンディーズ山里亮太の半生を描くドラマ『だが、情熱はある』

 

■1話

時間軸は2021年「明日のたりないふたり」から始まる。あの伝説の漫才、その二人の出会い。片や人見知り捻くれの天才、片や妬み嫉みの天才。

山里母すごいな。自己肯定感を育てる環境として素晴らしい。”妬み嫉み”が主軸にありながら、それを正しい方向性に持っていくことができたのは母のおかげ。モテるためとはいえ、高校時代からお笑いに対して勉強始めて行動してるの偉い。リズムネタ練習したりあだ名決めとか、すでに芸人山里の片鱗が見える。

若林のヤバいイジリに対して微笑んでる春日、すでに春日なんだな。部室でのやりとりもすごい好き。若林父の話、近鉄ファンをやめる話、何度も聴いた話だけどそれでもなんかいいな。

お二人の父親、昭和のおやじの嫌なところ詰め合わせテンプレって感じだけど、それがまた2人の人生に大きな影響を与えている要素で、このドラマに必要不可欠なんだろうな。若林の親父さんは最後まで描かれるかもしれないので、ちょっと怖くも楽しみでもある。

クライマックスの、自分が蚊帳の外でめちゃくちゃになる若林、親に真っ直ぐ向かい合う山里、すごい対比だな。

 

 

■2話

「明日のたりないふたり」後、倒れる若林から。このシーンの映像化ありがたいな。

高校卒業から夜間大学に通う若林と若林家。うどんとラップを使ってテンポよくやってるけど、大した話はないところという感じ。父親と反りが合わないのは後半へと繋がってくるんだろうな。

山里、千葉から関西の大学に進学するの珍しいよな。お笑い芸人を目指して大学受験と関西弁の勉強するとか、努力できる行動力はすごいね。「ここで言われへんような夢なんか叶うか!」は名言だな、この大学の先輩、序盤の功労者。

大学生活が楽しければ楽しいほどNSCに申し込みできない山里。お笑いを始めようと声をかけ始める若林。現状が良いから動き出せないこともあるし、現状何もないから動きだせることもある。自分の思ってる事を大声を出させる先輩、古き良い体育会のノリだけど最高だな。そしてあのおかっぱと赤眼鏡は決意の表れなんだな。結果だけ考えれば、山里このタイミングでフラれてよかったまである。あれで彼女までできたらきっと決意できなかったよ。

山里と若林初めてのエピソードトーク。2人の感情がたっぷりこもった自虐ネタ。決しておもしろい小噺とかではないけど、今一番熱を込めて話せる話を本気でする青年2人。米原先輩の演出ニクイなぁ。人の郵便物勝手に見るの体育会系っぽい。

 

ついてきてくれる春日いいやつ。

 

 

 





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