漫画感想/白竜 HADOU 4巻(天王寺大・渡辺みちお)

 

 

冷徹最凶のヤクザ白竜を描くピカレスクロマン『白竜 HADOU』4巻が発売されました。4巻には、市場移転先の土壌汚染による汚職を描く「暴力市場」編の完結、そして家電企業合併の裏に蠢く計画「神の調合師」編が収録されています。

暴力市場編は、HADOUになって最初のエピソードでかなり長く続きましたね。全32話ということで、白竜シリーズでもかなり長編の部類に入ると思います。現実でも起こっている豊洲市場問題をモチーフにしたシナリオでした。咲山都知事が思ったよりかなりの強敵で、白竜の初手は対応され、事態は二転三転することに。最終的な決着も含めて白竜の手のひらだったのでしょうが、白竜史上かなりの強敵だったと言えるでしょう。ラストの関係者女性をみんな抱く展開など、お約束もばっちりで、ここらへんのご都合主義っぽいところも読んでいてすがすがしいとまで感じます。長くシリーズ化している作品のメリットでもありますね。ある程度展開を読めても、それが楽しいと感じる脳みそに調教されています。水戸黄門っぽい感じです。

かなりの長編だったので、今度はサクサク話が完結するエピソードがいいですね。「神の調合師」編はちょうど雑誌掲載分で終わったところです。次はどんな事件をモチーフにした事件に手をかけるのか。白竜の、そして天王寺先生の手腕に、期待が膨らみます。

 

 

 

 


◆チラシ裏のコーナー◆

世の中の問題には、すべて白竜が絡んでると思うとニュースも楽しく見れます(不謹慎
けもフレ問題や衆議院解散とかもトピックスとして使われることがあるんでしょうか。あとフィリピンのドゥテルテ大統領とか、海外関連も面白く絡めそう。

白竜は雑誌でも読んでるのですが、テンポ感がいいですよね。単行本でまとめて読むと、一話一話のテンポとヒキの良さが目立ちますね。毎週ゴラクを買うの楽しみです。

 

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