漫画感想/ぼくの輪廻4巻(嶋木あこ)





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奇想天外煩悩満載ラブコメ『ぼくの輪廻』の最新4巻が発売されました。4巻には、14話から17話、Cheese!6月号~10月号掲載分が収録されているんですが、あいかわらずこれってほんとに少女誌掲載なんですかね?って内容です。

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舞台は平安時代に移ります。いや正確には現代なのですが、主人公乃木が描く漫画「弘法大師の弟子」の舞台が平安時代に移ります。平安時代、それは日本で一番性が身近にあった時代です。非常にエロスな絵巻『小柴垣草子(こしばがきぞうし)』に酷似した内容を夢に見て、それを漫画にしたい乃木ですが、その前に障害が、、、。

この作品の面白いところはツッコミ不在のシュールな笑いです。みんな漫画に、恋に、本気でまじめに取り組んでいるのですが、それがどうにも滑稽な方向に進んでしまいます。嶋木先生もその様子を巧みなネームと画力をフルに使って、まじめに描写することで、どうにも不思議な空間が生まれています。ヒロイン室伏や済子もかわいいですし、乃木も常に真面目に漫画制作に取り組んでいるのに、どうにもおかしい。これだけ絵が綺麗だと、この絵で変なことやってるのがおかしくておかしくてたまりません。

エロとお笑い部分に気がとられがちですが、これからどうなるかわからない、2重3重に折り重ねられたシナリオも気になります。果たしてこの奇想天外な物語はどこに終着するのか。続きが気になる作品です。

 

 

 

 


チラシ裏のコーナー

裏表紙紹介文に書いてあるけど、 重婚・二股あたりまえ、夜這いにロリコン、義母不倫。それから妊娠なんでもござれ、のすっばらしい展開満載の『源氏物語』を高校生が必修してる国なんだよなぁ。日本人ってなんかそういう素養がある気がする。歴史、神話の類でもここまで乱れてるのないよね。

源氏物語とか百人一首は何度読んでもいい。現代語訳で結構かわるし。また勉強しようかな。

 

 





3 comments to “漫画感想/ぼくの輪廻4巻(嶋木あこ)”
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