漫画感想/ボクはイケメン 2巻(きづきあきら・サトウナンキ)





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きづき+サトウコンビが描く非モテとイケメンの入れ替わりラブコメ『ボクはイケメン』の2巻が発売されました。2巻は、9話「熊谷ほのかが俺の彼女に」から17話「王子様はカエルに」まで収録されています。

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熊谷さんと付き合うことになった獅子丸&犬養。犬養は熊谷のことが好きだが、獅子丸は恋愛そのものに否定的。熊谷は、二人に好意的ではあるが、明確な”好き”ではないようで、、、。犬養のことが好きな鮫島、熊谷のことが好きな蛇沢など同僚も絡まり、この恋愛模様は行方は?

熊谷さんがかわいい。立場上、難しい立ち位置なはずなのに、獅子丸がダメな時にしっかりフォローしてくれるし、突然積極的になったり、あとで自らの行動を恥ずかしがったり、かわいすぎだろ!天使かよ!そして、負けヒロイン、噛ませ犬の風格たっぷりの鮫島さんですが、彼女の性格嫌いじゃないです。少し直情的すぎますが、犬養を思う気持ちの強さのあらわれなのでしょうし、彼女がフラれてしまうのはちょっと悲しいですね。何か救いのある展開にならないかなぁ。

獅子丸&犬養コンビの入れ替わりはまるでコントみたいですね。ここで変わるのかよ!ってツッコミ入れながら楽しく読めます。もしかして消えてしまう?という悲壮感はまだ少ないので、コミカルに読めてきづき+サトウ作品初心者にも勧めやすいですね。犬養はほんとうに性格もいいやつで、獅子丸のこじらせているところや、熊谷さんの自信がないところなどを踏まえて、うまくまわしています。犬養や鮫島さんの行動によって、獅子丸や熊谷さんがどう変わっていくかが、今後の見どころではないでしょうか。ドタバタラブコメとしても、非モテの成長記としても、今後が楽しみな作品です。

 

 

チラシ裏のコーナー
うそつきパラドクス』の栖佑さんしかり、本作の熊谷さんしかり、きづき+サトウ先生がヤングアニマル作品でよく描くOLヒロインの不安定なかわいさってなんなんでしょうね。ふわふわして保護欲を掻き立てるというか、男性側の都合のよい感じに作られてる漫画のキャラっぽいんだけどそれだけというわけでもなく、実際こういう人いるんだよなぁっていうなんかリアルさがある。キャラクターに生々しいリアルさがあるから、展開もそうそうお約束通りいかないんだろうなっていう怖さが生まれる。かわいいから怖い。きづき+サトウ作品全体に共通する怖さではあるけど、それを体現するキャラクターがヒロインなのがもう。




2 comments to “漫画感想/ボクはイケメン 2巻(きづきあきら・サトウナンキ)”
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