漫画感想/私の少年 4巻(高野ひと深)





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偶然がドラマを呼び、ドラマが道を作る

 

「このマンガがすごい2017」2位、「はやく続きを読ませて!」の声で、話題沸騰の『私の少年』4巻が発売されました。4巻には、15話「再開」から18話「距離」までが収録されています。

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あとがきにもあるよう、ここから真修視点が解禁されます。彼の学校生活や、彼の感じたこと、彼の息遣いがありありと伝わってきます。彼から見たあのときの聡子もまた、孤独に泣くちいさな女の子。2年の月日が彼を成長させたのか、会えない2年が変えたのか、非常にアクティブな少年になっていく真修。まだ動くことができない聡子と対象的に、彼の行動がドラマを作っていくのが、繊細できれいなながら爽快感も生み出しています。聡子の行動が主だったいままでとは打って変わって攻守交替のようなイメージで、物語が進んでいきます。3巻のラストは早く次が読みたくなるヒキでしたが、4巻ラストも続きが気になる終わり方になっています。これはズルい。

透明なだけでなく、情熱を帯びて成長していくビー玉。彼のこれからをだれも止めることはできません。

あと本筋とあまり関係ないんですが、小片さんめちゃくちゃかわいいです。周りを見れて察してあげられる女の子。こういう年齢差恋愛もので、年相応かつちょっと大人なキャラクターって目立つんですが、そこはきれいに馴染んでいるというか。聡子と比べそうで比べられない、不思議な立ち位置です。

 

 

 

チラシ裏のコーナー

ずんだ餅パクつく真修かわいい。

 





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