漫画感想/シューダン! 3巻(横田卓馬)

 

週刊少年ジャンプに連載し、惜しまれながら連載終了した『シューダン!』。単行本3巻が発売されました。17話「全力少年」から23話「さらば青葉の日々」そして、描き下ろしの番外編「ある夏の一日」が収録されています。

 ●関連記事

 

2巻ラストでは追塚FC戦にてロクの覚醒が描かれました。3巻では、少年サッカー大会の結果、そして小学校卒業までが描かれます。サブタイトル通りまさに「さらば青葉の日々」なわけです。こんなにサブタイトルしっくりくる話もそうそうない。本編の完成度は語るに及ばず、今回は書き下ろしの番外編の話をしようと思います。

今回、巻末に番外編「ある夏の一日」が収録されています。ソウちゃんとナナセの2人がサッカー以外のことをする珍しい話です。2人の関係性を描く素敵なエピソードですね。本作の主人公はソウちゃんですが、サッカーチーム全員の群像劇的な描かれ方をしています。ロクやダイゴなど、特定のキャラがクローズアップされることも所謂お当番会みたいな印象でした。チーム全体としての雰囲気が大事にされて、ここまでグッと2人に近い距離で描く話はなかったため、これが読みたかった!という感じがします。浜西FCメンバー全員が主役である一方、もっとソウちゃんやナナセに寄った話が読みたいと思っていたので、これはありがたい!欲張りを言うなら本編中で読みたかった!実は前作『背すじをピンと!』でも、もう少しキャラにもっとグッと寄ったエピソードが欲しかった気持ちが少しありました。横田先生は構成がしっかりしてて上手いのでこういうおまけ話が本編に挿入されることが少ないですね。キャラが魅力的なだけに、もう少しお遊びエピソード欲しいなぁ、と思ってしまうことがあったので、この書き下ろしは本当にうれしいです。収録ページとか考えると4巻でも書き下ろし番外編はあるのかな?あの最終回の、その後がもう少しだけ読みたいです。ソウちゃんとナナセのその後が読みたい!横田先生よろしくお願いします。

チラシ裏のコーナー

横田先生群像劇描くのめちゃくちゃうまい。だから次回作は逆に、登場人物少な目のしっかり主人公が主人公らしい王道作品を読みたい。照れずに真っ直ぐなラブコメとか。いや、でもそれじゃあ横田先生らしくないか。でも、何かわからないけど、きっとまた面白い作品ひっさげてジャンプに戻ってくると信じて待っています。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です