漫画感想/かくしごと 6巻(久米田康治)

職業を隠している漫画家とその娘の漫画家コメディ『かくしごと』6巻が発売されました。「先描け!男軸」「改竄フレーズ」など、サブタイトルのパロだけでちょっと笑っちゃいます。「男一匹ハガキ代書」なんか全盛期のボキャブラ天国に採用されるレベル。

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漫画家あるある、今回は年末進行編です。旅行の予定を入れる編集、真面目だからこそ旅行に行けない漫画家。そもそも時間に余裕があっても先に原稿を進めておくなんてできない漫画家。そして編集を信じられない漫画家。ここらへんは、久米田先生の繊細な性格が浮き彫りにされていておもしろいです。きっと豪快に休んじゃう漫画家さんもいるんだろうなぁ。休みの使い方は漫画家十人十色のイメージ。

相変わらずキレキレのギャグですが、今回の時事ネタは畑健二郎先生でしょうか。声優と結婚ネタが再三登場します。新連載『トニカクカワイイ』がサンデーに掲載されたときは、応援漫画も掲載されましたし、これからもイジり続けるんでしょうね。

架空年賀状のキャラ立ちさせる話は、ちょっと漫画家漫画らしいいいエピソードでした。結局、行き違いコメディとしてオトしているんですが、久米田先生もっとまじめにこういう話作ってもいい気が。

巻頭巻末のカラーでは新キャラ登場!?このキャラは可久士とどういう関係なんだ?本編のギャグと、不思議な雰囲気のカラー原稿のミスマッチが、面白いです。一冊の単行本として持っていたくなる装丁です。

 

チラシ裏のコーナー
幕間「書く仕事の本当のところを書く仕事」が好き。あってはならないおとぎ話、よかった。赤松健に対抗しようとしすぎた話もよかった。
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